“魅力が伝わってないだけ”かも。選手が集まらない理由を裏から読む

募集しても反応が薄い――それは「魅力が足りない」のではなく、魅力が“伝わっていない”だけかもしれません。
本記事では、中学生野球チームが「伝え方」を見直し、反応を変えるための手順をステップバイステップで解説します。


STEP 1|現状を見える化:どこで“伝わっていない”のか把握する

まずは数字と体験で現状把握。

  • 閲覧→問い合わせ→体験→入部:各ステップの人数を記録(例:100→8→3→1)
  • SNS・HPの直近投稿を10件チェック:
    「初見でも伝わるか?」「体験会情報は最新か?」「写真に“楽しさ”が写っているか?」

ミニチェック
・最新の体験会日程がトップにある/
・問い合わせ方法が1画面内にある/
・写真は「笑顔・動き・チーム感」がある


STEP 2|受け手を分ける:「中学生本人」と「保護者」でメッセージを変える

同じ募集文でも、本人保護者では刺さるポイントが違います。

  • 本人:カッコよさ/友達/活躍イメージ(動画・ショートが効果的)
  • 保護者:安全・費用・当番・両立(表や箇条書きで明確に)

STEP 3|チームの“価値提案”を言語化:「何が他と違うの?」を一言で

選ばれる理由=価値提案(Value Proposition)を1行で言い切る。

  • 例:「初心者OK×勉強両立。週3練習で基礎から着実に。」
  • 例:「高校野球を見据えた育成。元○○のコーチ陣が指導。」

この一文をサイトの冒頭/SNSプロフィール/チラシ上部に統一表示。


STEP 4|魅力の“可視化”設計:1分動画&写真3枚ルール

初見の判断材料は視覚。伝わる素材を最短構成で用意します。

  • 1分紹介動画:アップ→ノック→バッティング→集合の笑顔→コーチ一言→申込ボタン
  • 写真3枚:①動きがある練習 ②笑顔の集合 ③コーチと会話

STEP 5|導線の摩擦を減らす:問い合わせ→体験 まで“2タップ”に

情報が良くても、申し込みが面倒だと離脱します。

  • トップに「体験会日程」「申し込みボタン」を固定配置
  • LINEでの連絡可/友達同時申込み可/見学のみ可 を明記

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STEP 6|体験会の“初回体験設計”:来た瞬間に不安を消す

  1. 出迎え担当が名前を呼んで挨拶 → 名札を渡す
  2. 混ざれるアップ → キャッチボール → ミニノック
  3. 3ポイント褒め(姿勢・声・キャッチ)をその場で伝える
  4. 最後に保護者5分ブリーフィング(費用・当番・送迎の明確化)

STEP 7|不安の壁を先回りで崩す:FAQと“透明性”の公開

  • 費用一覧(入会金/月謝/年会費/ユニフォーム/遠征の目安)
  • 当番と送迎(有無・頻度・代替案)
  • 学業両立(塾優先OK/テスト休みポリシー)

STEP 8|1か月アクションプラン:やり切るスケジュール

  • Week1:価値提案1行&写真3枚&1分動画の撮影
  • Week2:HPトップ改修(CTA固定)/SNSプロフ統一
  • Week3:学校・少年団へ案内送付/LINE公式開設
  • Week4:体験会開催→当日アンケート→FAQ更新

STEP 9|測って直す:数字で“伝わる化”を確認

見るべきは3つだけ。

  1. LP滞在時間(60秒以上を目標)
  2. 体験会申込率(訪問の3〜8%)
  3. 体験→入部率(20〜40%)

どこかが細ければ、該当STEPへ戻って改修します。


まとめ|“良さ”はある。あとは「伝え方」。

選手が集まらないのは、魅力がないからではなく、届いていないだけ。
誰に・何を・どう見せるかを整理すれば、反応は変わります。今日からSTEP 1を始めましょう。

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海老原 寛之のアバター 海老原 寛之 フリーランス

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