秋季茨城大会 常総学院まさかの敗退
3回戦で力尽き、4―6で惜敗
【水戸発】
秋季茨城県高校野球大会は9月28日、各地で3回戦が行われ、春夏甲子園の常連校である常総学院が姿を消した。序盤リードを奪いながらも中盤の失点が響き、4―6で敗退。名門にとっては苦い結果となった。
試合経過
序盤、常総学院は持ち前の攻撃力で2点を先制。主導権を握る展開に見えた。
しかし5回、相手打線の猛攻を受け一挙4失点。試合は一気にひっくり返された。
6回に追いつき意地を見せたが、9回に再び2点を失い、最後の攻撃も及ばず。11安打を放ちながらも要所でつながりを欠き、試合をものにできなかった。
敗因と課題
- 中盤の集中打:5回の4失点が致命傷。投手継投の判断も問われた。
- 拙攻の目立ち:再三のチャンスで追加点を奪えず。
- 守備の乱れ:細かなほころびが流れを相手に渡した。
今後への展望
今回の敗退で、常総学院のセンバツ出場は厳しい状況に。だが、序盤でリードを奪う攻撃力や、6回の粘りは光った。冬場の鍛錬で投手陣の安定感を増し、攻守の精度を高められるかが、来春への焦点となる。
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